なぜ治らない?ニキビの正しい治し方

スキンケア

「毎日、顔を洗っているし、保湿も気を付けているのにニキビが治らない」と悩んだことはあるのではないしょうか?

ニキビが改善されなかったら、今まで行ってきたケアが合っていたのか不安になりますよね。

何を試してもニキビが改善しなかった私が、洗顔方法や保湿ケアを見直したことで間違えたケアをしていたことに気づき、ニキビを減らすことができました。

この記事では

・ニキビのメカニズムと原因 
・正しい洗顔方法
・正しい保湿ケア

について解説していきます。

結論からいうと、ニキビの大敵は刺激と乾燥です。
また、ターンオーバーの乱れもニキビの原因になります。
間違えたケアをしていないか、一緒に振り返りしましょう!

ニキビのメカニズムと原因

ニキビができるメカニズム

皮脂の過剰分泌により毛穴が塞がると排出ができなくなり皮脂が溜まります。

溜まった皮脂を餌に肌の常在菌であるアクネ菌が増殖することで炎症を起こしキビが発症するのです。

 

正常な肌のメカニズム
肌は28日ごとに新しい皮膚に生まれ変わり、皮脂は自然と汗とともに毛穴から排出されていきます。
 

ニキビの原因

主な原因は生活習慣による肌ダメージが影響しています。

以下が主な原因です。

  • 肌の乾燥
  • ターンオーバーの乱れ

 

①肌の乾燥

肌の乾燥=バリア機能の低下です。

バリア機能が正常な状態は、肌が水分で潤っているため花粉やほこりなどの外部刺激物が侵入してくることがありません。

しかしバリア機能が低下すると肌を守る膜が薄くなったり、角質のキメが乱れてしまいます。

その結果、肌の水分が出ていき乾燥が起きるのです。

角質とは:水分を保持し、外的刺激から肌を守る役割があります。
 

次に乾燥する要因について紹介していきますね。

 

(1)空気の乾燥
空気が乾燥することで肌の水分が蒸散し乾燥します。

(2)紫外線

繰り返し紫外線を浴びることでバリア機能が低下し水分が蒸散するため乾燥します。

 

➁ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーとは、古い皮膚が自然と剥がれ落ち、新しく作られた皮膚に生まれ変わることをいいます。

ターンオーバーの乱れとは?
新しい皮膚ができているのに古い皮膚が剥がれ落ちない
新しい皮膚がまだできていないのに古い皮膚が剥がれ落ちてしまう

こんな状態のことをいいます。

 
 
原因⑴冬の寒さ・冷房による冷え

気温が低くなることで血管が収縮し肌の血行が悪くなり、肌に必要な栄養素が不足します。

すると古い角質を排出する力が弱まり排出されにくくなるのです。

 

原因⑵不規則な睡眠

肌のターンオーバーは成長ホルモンが促しており、一番多く分泌されるのは入眠直後から3、4時間となっています。

そのため、睡眠時間が少ないと成長ホルモンの分泌が減少し皮膚の再生が遅れてまいます。

「22時~2時」のゴールデンタイムは関係ないようです。
入眠時間より睡眠時間 が大切です!

 

原因⑶間違えたスキンケア   

普段行っている「洗顔・保湿・紫外線対策」が肌に負担をかけていないか見直してみましょう。

肌の負担となるスキンケアは、乾燥や毛穴詰まりの原因となります。

強く擦る・保湿時の量が少ないニキビ以外にもシミやしわの原因になります。

また乳液のつけすぎやクレンジング不足毛穴が詰まる原因です。

    • 泡立てずに顔を洗う
    • 不潔なタオルでゴシゴシと拭く
    • 顔を拭いた後に時間をおいて化粧水をつけている
    • 化粧水・乳液をつける量が少ない
    • パックを長時間つける
    • 日焼け止めを晴天時・夏しかつけていない
    • 乳液をたくさんつけている
    • 冷水やお湯で顔を洗う

 

当てはまっている項目はありましたか?

正しいスキンケアを知ってニキビを減らしましょう!

 

正しい洗顔方法

皮脂量の多いおでこ・鼻から洗う
→皮脂量の少ない箇所から洗うと水分が蒸発したときに乾燥しやすくなります。

35℃~37℃のぬるま湯で顔を洗う
→熱いお湯は肌に必要な皮脂や潤いまで流してしまい、肌の赤みや乾燥につながります。
冷たい水で洗うと毛穴が開かないため、汚れが残ったままになります。

〇泡ネットで泡立てて洗う
泡立てずに洗うと摩擦により乾燥を引き起きおこします。
泡は弾力があるものが効果的なので、泡ネットでしっかり泡立てましょう。

 

泡ネットは少しだけ濡らして使うと泡立ちやすいよ

 

清潔なタオルで包むように押し拭きする
→不潔なタオルで拭くと菌が肌につきニキビの原因となります
また肌の皮膚は薄いため、ゴシゴシ拭くと摩擦により乾燥を引き起こします。

洗顔直後に保湿をする
時間をおいている間にも肌の乾燥は進んでいます。
洗顔後はすぐに保湿するようにしましょう。

 

正しい保湿ケア

  • 乳液やクリームで化粧水の蓋をする
    →化粧水だけだと水分が肌から蒸発して乾燥し、足りないうるおいを補うためにかえって皮脂分泌が増える恐れがあります。
乳液やクリームは肌の潤いを閉じ込める役割があります。
 
  • 化粧水は500円玉、乳液は1円玉の量でつける
    化粧水や乳液が足りないとうるおいを補うために皮脂分泌が増える恐れがあります。
    また、乳液のつけすぎは毛穴が詰まる原因となるため、適量で塗るようにしましょう。

  • パックは5~10分を目安につける
    パックを長時間つけたままにすると、パックに含まれる水分が蒸発しパックが乾燥します。
    すると肌の水分が乾いたパック側へ出ていきます。
    パックを外したときに肌のつっぱりを感じるならば使用時間を短くすることをおすすめします。

 

まとめ

普段の生活で正しいケアはどのくらい出来ているでしょうか?

正しいと思っていたケアが間違えだったと知れたならば、ニキビ改善の大きな一歩となりますね。

キレイな肌を少しでも早く手に入れられるように、肌に優しいケアをしていきましょう。

 

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